・ロングネックレス

私が蒐集する1700年代や1800年代の版画の魅力を伝えるために制作しました。
細やかな線と絶妙な色使い、生態系が良くわかる構成、愛くるしい表情など見れば見るほど新たな発見があるアンティークの版画。
オリジナルではなく一度印刷をしておりますが、どの部分をどう切り取るか、左右の色合い切り取り方など実験的に何度も試して遊び心のあるアクセサリーに仕上げました。
ベースは木の粘土で一つずつ制作しています。
少し歪みがあるのも、作品のイメージをよりわかりやすくするためとなっております。
アクセサリーですので、全体的に薄くコーティングにラメを混ぜております。
博物画の雰囲気を生かし、紙が持つ魅力を生かすため、独自に加工した紙を使用し一点ずつ製作しています。
紙特有の軽さで、肩などに負担なくご使用いただけます。
ネックレス
素材=1700年代〜1800年代の版画(印刷 サボテンとサボテンに寄生する生き物の一生) 裏面は1700年アンティーク紙
木粘土 メタルパーツ 金糸
サイズ=全長約77.5cm
○大 約3.5cm
○中 約3cm
○小 約2cm
◯極小 約1.5cm
金糸について
古くから金襴(きんらん)などの織物や刺繍などの高級な衣装に使用されてきた金糸。
細く切った金や銀の箔などを糸に巻きつけたり、フィルムにアルミを付着させ着色した手法で作られる金糸は、京都南部である山城地域(現在の城陽市)のシェア80%で占める産地。
着物の帯、お坊さんの衣装、お祭りの山車や神輿、神社の飾り、舞台衣装などに使われる京都らしい素材です。
作品について
アンティークが持つ雰囲気を生かした作品作りをしています。
1800年代の紙は、紙の厚みが均等ではない為ムラになっている様に見えることがございます。
インク部分が劣化し、破れやすくなっていたりひび割れている箇所も手を加えております。
作品のイメージとコンセプトをご理解ください。
気になる点がございましたら、メッセージからご質問ください。
お取り扱いについて
紙の強度を上げる為、違った種類のコーティング剤を重ねておりますが、無理な圧力が加わりますと割れる恐れがございます。
ガラスビーズは、衝撃を加えますと割れたり剥がれたりする恐れがございます。
直射日光の当たる場所や、湿気の多い場所での保管はお止めください。
繊細なアートピースということをご理解いただき、お取り扱いには十分ご注意下さい。